一般社団法人八幡浜青年会議所は1952年2月17日、戦後の復興と共に地域の未来を創造すべく、全国で27番目の認証を受け、四国で最初の青年会議所として設立されました。「明るい豊かな社会の実現」という目的を一度たりとも変える事なく、70周年を迎える今日まで熱い想いを繋ぎ、次代を切り開いて参りました。
2021年現在、時代は移り変わり、我々を取り巻く環境は、戦後とは大きく変わりました。
ここ10年でインターネットは益々進化し、誰もが片手にスマートフォンを持ち、より効率的でグローバルな世界が訪れました。しかし、数多くの自然災害、そして新型コロナウィルス蔓延など、新たな脅威が立ち塞がり、多様化した社会のニーズに答えを見出せず、多くの人が混沌としたこの世界に不安を抱き生活しているのが現状です。
これから先、地域、社会、組織、会社、そして人が生き残って行くには、我々青年が多くの情報、価値観に触れ、自分たちなりに考え、発信していく必要があると考えます。70年前の設立趣意書の冒頭に「青年それはあらゆる価値の根源である」と書かれているように、目まぐるしく変わる環境に適応し、青年ならでは価値を見出して行きたいと思います。
コロナ禍で大きく社会が変化していく中、僕らニュータイプに進花すること宣言し変化を恐れずチャレンジして参ります。
最後になりましたが、平素はもとより今日に至るまで我々の活動に対し、多大なるご理解、ご協力を頂きました行政、他団体、地域の皆様、そして、同志である各地の青年会議所の皆様に深く感謝申し上げます。
一般社団法人八幡浜青年会議所 第70代理事長 中廣 俊太
この度は、70周年記念式典及び懇親会にご登録いただきまして、誠にありがとうございます。
また、今日まで長きに渡り八幡浜青年会議所の活動に関わっていただいた、すべての皆様に心より感謝申し上げます。
1952年(昭和27年)2月17日に74名の青年が集い四国で最初の青年会議所が誕生しました。認証番号は27。この27という数字は私たち現役メンバーの誇りであります。
創立以来、諸先輩方は八幡浜から愛媛そして、四国へと青年会議所運動の灯を広げてこられました。また、ふるさとのため、子どもたちの未来のために尽力されてこられました。
本年、私たちは70周年スローガン「夢は大空~時代を超えて、その先へ~」を掲げ、これまでの過去を見つめ直し、次の時代へ羽ばたくための運動を展開して参りました。
その一つが、旧菊池清治邸への事務局の移転です。菊池清治翁は八幡浜青年会議所が創立された当時の八幡浜市長であり、その生家は、八幡浜が「伊予の大阪」と呼ばれていた時代を象徴する建物です。その場所に事務局を移転することにより、メンバー一人ひとりが70年の歴史を肌で感じることができるようになりました。また、今までよりも市民の方の目が届く場所に事務局を構えることにより、より市民と寄り添って新たなカタチのまちづくりをスタートして参ります。
これからも四国のパイオニアとして、青年会議所活動を引っ張っていく気概を持った、私たち八幡浜青年会議所メンバーにご期待ください。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
70周年実行委員会 委員長 中井 貴一